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自由なき人生など、惨めなものだ - Andrew Hamilton

中途半端な映画好きが中途半端な映画好きにオススメする作品10選

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「これまでに1000本ほど観ている」と周囲に公言していたところ、映画情報サービスFilmarks(フィルマークス)に登録をして視聴した作品数を数えるとディズニー系の映画を含めて半分の500本にも達していないと分かった時の切なさ。ギルティ。

 

 

週に2,3作は観ているけれど、映画通と名乗れるほどは観ていない。

 

そんな中途半端な映画好きだからこそ分かるのだが、

中途半端な映画好きは「タイトルは知っているけれど観たことは無い」という作品がたくさんある。

以下が代表的な例だろう(ちなみにこの中に感動するほどの作品は無かった)。

「スティング」「ノッキン・オン・ヘブンズドア」「バッファロー'66」「トレインスポッティング」「ニューシネマパラダイス」「ベン・ハー」「風と共に去りぬ」「8Mile」「アマデウス」「愛と青春の旅立ち」「アメリ」「ムーンライト」

かと言って、以下のような映画を勧められると、馬鹿にされたような気持ちになってしまうのも中途半端な映画好きである。

「ショーシャンクの空に」「ゴースト ニューヨークの幻」「セントオブウーマン」「グリーンマイル」「サイモン・バーチ」「バタフライ・エフェクト」「シャイニング」「ダンサーインザダーク」

 

 

さて中途半端な映画好きの私が、同じように中途半端な映画好きに向けて、タイトルや知名度関係を度外視してお勧めできるできる作品を紹介していく。 

 

 

 

素晴らしき哉、人生!

素晴らしき哉、人生!(字幕版)

 

いきなり有名どころであるが、素晴らしいと思ったのだから仕方ない。タイトルは知っているが、観てはいない映画トップ10に食い込むであろう本作は、生きるのに疲れてしまった時に観てほしい。

世の中は不条理だ。それでも、あなたがこの世に存在することに意味があるのだと優しく教えてくれる。

 

 

バーレスク

バーレスク(字幕版)

 

「ラ・ラ・ランド」「グレイテストショーマン」「アニー」など最近やたらにミュージカル系映画が増えているが、鳥肌が止まらないと感じたミュージカル映画は本作くらいであった。ミュージカル映画枠としては「マンマ・ミーア」「シカゴ」「レ・ミゼラブル」なども素晴らしい作品だが、主演クリスティーナ・アギレラの迫力がそれだけ凄まじかった。

アメリカンドリームを夢見る登場人物の生き様が、ぎゅっと胸を締め付ける。

成し遂げたい野望を持つ方、ぜひ観てもらいたい。

 

ジャンゴ

ジャンゴ 繋がれざる者 (字幕版)

 

タランティーノが好きなわけではない。「パルプ・フィクション」「キル・ビル」「ヘイトフル8」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「イングロリアス・バスターズ」色々と見たが、タランティーノ節が炸裂している以上の感想は抱けなかった。

ジャンゴはシンプルに面白いと思った。

タランティーノの古き良き撮り方が世界観にマッチしている。扱っているテーマが重い分、しょうもないユーモアがより際立つ。「僕の考えた最高にクールなシーン」のことごとくが、(悔しいが)実際にイカしているのだ。半年に一回当たるかどうかというレベルの面白さはあった。男性にお勧めしたい。

 

金瓶梅(きんぺいばい)

金瓶梅(きんぺいばい) 下巻 [DVD]

 

『金瓶梅』(きんぺいばい)は、明代の長編小説で、四大奇書の一つ。性欲に関する想像力のありったけが詰め込まれた官能小説だ。

それを映画化するのだから色々とすごい。まず、想像力がすごい。性に対するイマジネーションのありったけが詰め込まれている。しょうもなさもすごい。思わず笑ってしまうシーンもあるだろう。出演女優もすごい。日本のセクシー女優がキャスティングされている。オチもすごい。〇〇〇がヒュンとなった。

エロスをあらゆる角度から追求したという意味で、私は本作を高く評価している。 

 

 

10人の泥棒たち

10人の泥棒たち (字幕版)

 

「見た中で一番面白い映画は?」と問われると、ためらいなくこの作品を挙げる。
4~5回観ているのはこの作品だけだ。

オーシャンズ11と似た系統の韓流映画だが、クオリティはそこらのハリウッド映画よりも高い。ドンパチとアクションが派手で、なのにアジア特有のうだるような熱気と乾いたシニカルさがある。キャラクターひとりひとりの個性も際立っており、そうした小さなドラマがメインストーリーを彩っている。自信を持ってお勧めできる作品だ。

 

 

メランコリア

メランコリア

 

この映画については、Coccoの歌が好きな人にはドンピシャだろう。

本作については以下の記事で散々語っているため、そちらを参照いただきたい。

www.style-yry.com

 

 

ビフォア サンセット

ビフォア・サンセット(字幕版)

 

青年期から青年期に進む道の上で我々は立ち止まる。 大人になるってどういうことなのだろう。ビターな問いをひたすらに投げかけてくる作品である。

哲学的かつポエミスティックなセリフの発見を、映画を見る際の楽しみの一つにしている人にはたまらないだろう。

本作には前編と後編がある。ビフォアサンライズ→ビフォアサンセット→ビフォアミッドナイトと連なっているため、まずは「ビフォアサンライズ」からの視聴をお勧めしたい。サンライズが甘ったるくて胃もたれがしそうになった人ほど、サンセットに受ける破壊力は強いものになるだろう。

 

 

300(スリー・ハンドレッド)

300<スリー ハンドレッド> (字幕版)

 

カッコよすぎるおっさんたちの物語。アクションシーンの要所の演出、特にスローモーションの殺陣には色気が迸っており、何度も逝きそうになった。

歴史的な背景の曲解なんて、どうでもいい。

ペルシア軍が化け物とか、細かいこと言うなよ、で済まそう。

とにかくテストステロンにみなぎった作品だ。

これを見て心が震えない男は男にあらず、である。

 

 

 アトランティスのこころ

アトランティスのこころ (字幕版)

 

アトランティスとはどういう場所なのだろうか。

その答えは最後まで見ればわかる。

視聴中、どういうわけか鼻腔の奥から、数十年前の祖父母の家のにおいがした。

人生における悲しみが作品全体に染みわたっている。時の流れは不可逆的であり、遠くの過去に思いを馳せたいときにお勧めしたい映画。

 

 きっとうまくいく

きっと、うまくいく(字幕版)

 

映画通が「人生で一回は観ておけ」と唾を吐いておススメしている本作だが、私も同じように唾を吐いておススメしよう。人生のすべてが詰まっている。

インド映画だが、辛口の多いFilmarksのレビュワーがこぞって高得点をつけている理由をあなたも理解するだろう。

笑いあり、涙ありの映画だと侮ってはいけない。尺の長い作品だが、見終わった時、一つの人生が終わったような放心に入ること請け合いである。